Gemini先生、SNSで炎上するとアカウント消す人がいるけど。例えばX(旧Twitter)でアカウントを消してもサーバーには色々残っていて追跡できる?
X(旧Twitter)でアカウントを削除した場合でも、サーバーには一時的にデータが残るため、状況によっては追跡される可能性があります。
主なポイントは以下の通りです。
- 30日間の猶予期間: アカウントを削除すると、すぐに完全に消去されるわけではなく、約30日間の「停止」期間が設けられます。この期間内に再ログインすればアカウントを復活させることができ、その際には過去の投稿なども元に戻ります。つまり、この30日間はデータがサーバー上に保持されています。
- 完全削除後のデータ: 30日間の停止期間を過ぎると、アカウントは完全に削除され、基本的にはXのサーバーからデータは消去されるとされています。
- DM(ダイレクトメッセージ)の残存: 過去には、アカウントを削除したり、DMを削除したりしても、相手側のDM画面には内容が残り続けることが指摘されていました。現在も、アカウントが完全に削除される30日後まではDMが送った相手の画面に表示され続けるとされています。
- 検索エンジンのキャッシュ: X(旧Twitter)から投稿が削除されても、Googleなどの検索エンジンのキャッシュに一時的にデータが残っている場合があります。
- 外部サイトや魚拓: Xの投稿をTogetterのようなまとめサイトや、ウェブページの魚拓サービスなどで保存している人がいる場合、アカウントを削除しても、それらの外部サイトに情報は残り続けます。
- ログ情報の保持: アカウント情報が完全に削除されても、アクセスログなどの技術的なログ情報が一定期間(一般的に数ヶ月)残っていることがあります。炎上などで問題が起こり、裁判所を通じて発信者情報開示請求が行われる場合、このログ情報が利用される可能性があります。ただし、このログも永久に残るわけではなく、投稿から約3~6ヶ月が目安とされています。
追跡の可能性について
炎上などで法的な問題に発展した場合、被害を受けた側が弁護士を通じてX(旧Twitter)に発信者情報開示請求を行うことがあります。アカウントが削除されていても、上記の猶予期間内であったり、ログ情報が残っていたりすれば、IPアドレスなどの情報が開示され、それをもとにプロバイダを特定し、最終的に契約者情報が明らかになる可能性があります。
ただし、アカウント削除から時間が経過してログ情報が消滅してしまうと、追跡は非常に困難になります。
結論として、アカウントを削除したからといって、すぐに全ての情報が消え去り、完全に追跡不可能になるわけではありません。特に炎上直後の削除の場合、30日間の猶予期間やログ情報が残っている可能性があるため、追跡されるリスクはゼロではないと言えます。
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