JScriptでフォルダ操作

1. 新規ディレクトリの作成:

   // FileSystemObject オブジェクトを生成する
   var oFS = WScript.CreateObject("Scripting.FileSystemObject");
   // ディレクトリを新規作成する
   oFS.CreateFolder("c:\\sample01");
   

   この例では、Cドライブ直下にsample01というディレクトリを作成しています。

2. ディレクトリのコピー:

   // FileSystemObject オブジェクトを生成する
   var oFS = WScript.CreateObject("Scripting.FileSystemObject");
   // ディレクトリをコピーする
   // コピーではなく移動させたい場合は MoveFolder メソッドを利用する
   oFS.CopyFolder("c:\\sample01", "c:\\sample02");
   

   この例では、作成したsample01ディレクトリをsample02という名前でコピーしています。

3. ディレクトリの削除:

   // FileSystemObject オブジェクトを生成する
   var oFS = WScript.CreateObject("Scripting.FileSystemObject");
   // 既存ディレクトリを削除する
   oFS.DeleteFolder("c:\\sample01");
   

   この例では、sample01ディレクトリを削除しています。

4. ディレクトリ名の変更:

   // FileSystemObject オブジェクトを生成する
   var oFS = WScript.CreateObject("Scripting.FileSystemObject");
   // 名前を変更したいディレクトリをオブジェクト化する
   var oDir = oFS.GetFolder("c:\\sample02");
   // ディレクトリ名を変更する
   oDir.Name = "sample03";
   

   この例では、sample02ディレクトリの名前をsample03に変更しています。

JScriptを使ってファイルやディレクトリを操作する際には、FileSystemObjectオブジェクトを活用することでさまざまな機能を実現できます。詳細はMicrosoftのWebページを参照してください¹²³。